高級キーボードといえば,”HHKB”.
“PFU キーボード HHKB Professional HYBRID Type-S”の実際の使用感をたくさんの写真とともに紹介します.
墨色の質感,高級キーボードの打鍵感,USキーボードの使用感を中心にまとめています.
買って損なし!難はありますが,最高のキーボードです.
この記事で得られるもの
今回紹介する製品は,”PFU キーボード HHKB Professional HYBRID Type-S”.
なかでも, 色は墨色,US配列を使用しています.
誰もが知る有名高級キーボード,HHKB!
在宅ワーク等が増え,自宅のデスク環境を揃えている方も多くいると思います.
私もその一人です笑
手を伸ばして購入した高級キーボードHHKBを実際に使用してみてのレビューを行っていきます!
この記事では,以下のことを得ることができます!
- 値段が高いけど,ぶっちゃけ価格に見合うの?
- 実際に使ってみての,打鍵感は?
- 実際に使ってみての,接続・電池持ちは?
- 癖が強いけど,どんな人におすすめなのか!
結論から
PFU キーボード HHKB Professional HYBRID Type-S
PFU キーボード HHKB Professional HYBRID Type-S
クセのある高級感
打鍵感が最高!
長く愛用できる
”PFU キーボード HHKB Professional HYBRID Type-S”の特徴は,
- 癖のある高級キーボード
- だけど,
- 打鍵感・所有感最高!
価格は高いですが,背伸びして購入してよかったと思える商品です!
実際に使用してみての打ちやすさや使い心地だけでなく,電池持ちや癖の強さなどの微妙だと感じた点も正直レビューしています.
ぜひ,最後まで御覧ください!
基本情報
HHKBの種類と色・配列 etc.
HHKBの種類は,大きく3種類あります.
- HHKB Professional HYBRID Type-S
- HHKB Professional HYBRID
- HHKB Professional Classi
この中で,実際に私が使用しているキーボードは,HHKB Professional HYBRID Type-Sになります.
HHKB Professional HYBRID Type-Sは,HHKB Professional HYBRIDに比べてタイピングの音が静かなモデルです.
実際にタイピング音を比較した公式の動画があるので,ぜひ聴き比べてみてください.
動画からわかるように,タイピングした際のスコスコ音に違いがあるように思えます.
ただ,タイピング音は慣れの問題もあるので,値段との相談ですね.予算に合うものを購入することをおすすめします!!
また,色も3種類あります!
- 墨 :真っ黒
- 白 :体感グレー寄り
- 雪 :白よりももっと真っ白
そして,キーボードの配列も,US配列/英語配列とJIS配列/日本語配列を選択することが可能です!
(補足として,キーボードの文字がない無刻印バージョンも選択することが可能です→強者ですね笑)
ちなみに私は,墨色 US配列/英語配列を選択しました.
個人的にはUS配列おすすめです笑
サイズ感は?
大きさは,おおよそ
294(W)×120(D)×40(H)mmキートップ上面まで(HYBRID Type-S/HYBRID)
294(W)×110(D)×40(H)mmキートップ上面まで(Classic)
質量は,
540g(英語配列)
550g(日本語配列)
※HYBRID Type-Sの場合
種類によって多少違いますが,ほとんど違いはありません!
サイズ感は,非常にコンパクトなキーボードです.
ただ,頻繁な持ち運びには適していません.少しかさばる印象です.
高級キーボードということもあり,あまり持ち運びたくないという気持ちもありますが..笑
高級キーボードの価格は?
価格は,36850円〜です.※HYBRID Type-Sの場合
HHKB Professional HYBRIDは,31900円〜,HHKB Professional Classic は,26950円〜になります.
キーボードのなかでは非常に高価ではありますが,
コスト以上の価値をもたらしてくれたため,非常に満足しています!
購入して悔いなしです!
Amazonのタイムセールなどのセールを狙うといい!
非常に高価なキーボードですが,Amazonのタイムセールなどで,種類や色によっては,3000円引き程度で販売されているタイミングもあります.
今がそのタイミングであれば,間違いなく買いです!!
実際の使用感は?
墨色の色合いは,非常にかっこいい!
私が購入したのは,HHKB Professional Type-S 墨(US配列/英語配列)です.
墨の色合いは非常にかっこいい!!
まさに真っ黒でマットな質感です.非常に高級感があります.
真っ黒すぎで刻印されているアルファベットが若干見づらいくらいです笑
むしろ,文字が見えるよりもシンプルでおしゃれだと思います!
打鍵感は最高!
打鍵感はとにかく最高!!
上写真の様に,奥に行けば行くほど高くなっているため非常に打ちやすいキーボードです.
キーボードの高さも,使用するうえではちょうどよいです!(持ち運びには若干分厚いと思います)
長時間する用途で用いても,特に疲れを感じることなく使用できています.
私はAppleのMagic TrackPadと一緒に使用していますが,パームレスト等は使用していません.
非常に考えられた設計をしています.
ちなみに,AppleのMagic TrackPadとの色合いも最高にかっこいいです!
また,キーボード自体の打鍵感ですが,HHKBには静電容量無接点方式が用いられているため非常に爽快です.
“スコスコ”は静電容量無接点方式ならではの音なんですよ。
https://happyhackingkb.com/jp/life/hhkb_life15.html
中でも上位モデルの「HYBRID Type-S」は、静粛性に優れたキー構造を採用しています。
まさにスコスコといった音で,とにかくタイピングをしたくなるような打鍵感・打鍵音です!
寿命が長い!
HHKBは非常に高価で,長く愛用したい!と考えている方もたくさんいると思います.
私もその一人です笑
その点,安心できそうです!
ありがたいことにご存知の方も多いのですが、HHKBはどのモデルも「静電容量無接点方式」という方式を使用しています。
この方式のメリットは、メカニカル方式やメンブレン方式などと比較して、キーの寿命が長いこと。
メカニカル方式、およびメンブレン方式のキーボードは、キーを押し込んだときに電極同士が接触し、電気が流れることで入力を検知します。しかし、このときにどうしても摩耗が発生するため、徐々に電極がすり減ってしまい、ある日突然「キーが反応しない!」ということが起こるのです。静電容量無接点方式の場合は、電極と電極の間に「誘電体」と呼ばれる物質があり電極同士の接触がありません。
誘電体は、電気を蓄えたり流したりするコンデンサーとして動作していて、この電気容量の変化でスイッチのOn/Offを検出します。HHKBはキー内部の「円錐スプリング」(コニックリング)が「誘電体」としての機能を持っています。
キーを押し込む→「円錐スプリング」(コニックリング)が平らになり、見かけの面積が増える→蓄える電気の容量も増える という流れで入力を検知します。電極同士の接触がなく摩耗も起きないため、ほかのキー構造と比較して寿命が長くなります。
https://happyhackingkb.com/jp/life/hhkb_life15.html
一言でまとめると
HHKBで採用されている静電容量無接点方式は,通常のキーボードのメカニカル方式、およびメンブレン方式よりも接触が少なく,耐久性があり長く使えるようです!
実際に,HHKBでは1つのキーにつき3,000万回の耐久テストを行っており,3,000万回タイプしたあとも,問題なく入力できるそうです!
耐久性についても問題なさそうですね!!
充電形式は?
電池式!
有線で接続する「Classic」は,有線での給電になりますが,
Bluetooth接続も可能な「HYBRID Type-S」と「HYBRID」は,有線または単3乾電池での給電になります.
iPhoneのようにリチウムイオンバッテリーの充電式が良かったという方もいるのではないでしょうか.
しかし,有線または単3乾電池での給電には明確な理由があります!
それは,HHKBを長く愛用するため!!
リチウムイオンバッテリーの寿命は,充電回数およそ500回までと言われているため,
「充電が持たない」「バッテリーの交換に出さないと使えない」ということがないように,HHKBは有線か乾電池での給電にこだわっています.
壊れにくいHHKBだからこそ,バッテリーのことは気にせず,できる限り長くご愛用いただきたいとの思いがあるようです.
こういった気遣いもHHKBを好きになる,沼るポイントだと思います!笑
省電力モードもあるが..
HHKBには有線または単3乾電池での給電が採用されていますが,実際に電池持ちはどの程度なのでしょうか.
私の使用した体感だと,電池は少なくとも1ヶ月は持つ印象です!
この1ヶ月が短いという方には,省電力モードもございます.
これは,操作が30分なければキーボードは自動でスリープする機能です.
この自動スリープ機能をオンにすることで,体感だと,電池は少なくとも3ヶ月は持つ印象です.
この機能で電池持ちがかなり変化する印象を受けました.
ちなみにこのモード切り替えは,裏面にあるDIPスイッチの6番をONにすれば,自動スリープ機能をオフにすることができます.
個人的には,スリープから復帰するには,側面にある電源ボタンを押す必要があり,これが面倒だと感じるため,自動スリープ機能をオフで使用することが多いです!
電池持ちが気になる方&一度使い始めれば,ずっと使う方 → 自動スリープ機能をオン
電池持ちが気にならない&使いたいときにすぐ使いたい方 → 自動スリープ機能をオフ
で使用することをおすすめします!
接続形式は?
有線でもBluetooth接続でも!
充電形式と被ってくる部分もありますが,有線または単3乾電池で使用することができます.
Bluetooth接続をしている際に,単3乾電池が用いられています.
遅延がない!
Bluetooth接続において,遅延は非常に気になると思います.
結論,HHKBのBluetooth接続による遅延は特に感じません!
また,キーボードを使用し始める際の立ち上がりも遅いと感じることもありません.
問題なくBluetooth接続を使用することができます!
複数接続&切り替えができる!
HHKBは4台まで,Bluetoothのペアリングを登録できます!
また,接続先を切り替えたいときは,「Fn」+「Control」+「1」~「4」のいずれか(ペアリング情報を登録している数字キー)でサクッと切り替えることができます!
複数の端末を使用している方は,切り替えのたびにペアリングし直す必要なく,
サクッと切り替えを行えることは非常に便利ですね!
使ってわかった癖の強さ
圧倒的な所有感と愛着
HHKBのいいところはなんといっても所有感.
HHKBを使いたいがためにPCを使うこともありました笑
最初の高級キーボード,長く愛用していきたいキーボードを購入してみたい方には非常におすすめです!
必要最小限のキー配列
HHKBにはcaps lockキーがありません!
caps lockキーを多用することはほとんどないと思います.というかありません笑
そのためHHKBでは使用頻度の低いキーを除くことで,
コンパクトなキーボード&手の可動域を狭くすることができるキーボードを実現しています.
更に,US配列には右下あたりの矢印キーがありません.
Fn+”[“で上といった組み合わせで使用することができます.
HHKBを使用し始めた当初は,矢印キーが無くて非常に不便だと感じていましたが,
慣れていくとそんな事はありませんでした!
こういったHHKBならではの使い方&クセの強さもHHKBを愛用ポイントなのかもしれません笑
最後に
おすすめできる人
”PFU キーボード HHKB Professional HYBRID Type-S”は,
- 王道の高級キーボードをほしい!
- とにかく愛着の湧くキーボードがほしい!
- 長く愛用していきたい!
といった方におすすめです!
非常に高価でなかなか手を出すことのできない高級キーボードですが,
それに見合う所有感を出してくれます.
非常におすすめのできるキーボードです!
購入時に戻ったら再度買うか??
間違いなく買う!
HHKBは愛着のわく高級キーボードで,友人に自慢したくなるようなキーボードです.
そんな使い勝手はもちろん,所有感を満たしてくれる最高のキーボードです!
たとえ壊れてしまっても,再度購入を考えるほど気に入っています!
最後までご覧いただきありがとうございました!
購入時の参考になれば嬉しいです.