コーディングの途中で,確認するときに欠かせない”print文”.値の出力に用いる”format”など,一覧で紹介します.振り返る際にご使用ください!
はじめに
今回は,主に使うであろう,PythonにおけるPrint文をいろいろ紹介していきます.
すでに,知っている内容は,飛ばして,一覧から必要な箇所にお飛びください!
ふと忘れたタイミングで,振り返り用として見てくれると嬉しいです!
基本編
基礎の基礎
PythonのPrint文は,至って簡単!
Printのあとを,(),文字列を””で囲むだけで出力できます.
”” で文字列を囲むのを忘れないように!
ex) print(“hello”)
コードはこちらになります.
右上のボタンから,コピーすることもできます!
print("hello")
hello
複数の言葉を設定するには?
複数の言葉を,一つのprint文で,設定することもできます.
そのとき,デフォルトでは,半角スペースを開けて出力されます.
print("hello", "How are you")
hello How are you
” または ‘ を含む文字列を出力するには?
方法①:別の種類の ” または ‘ を使用する
” “の代わりに,’ ’を使うだけ!
逆も同じ方法でできます.
とにかく,全体を””もしくは’’でくくることで出力されます.
”” で全体をくくれておらず,出力したい文章と混ざるとエラーになります.
# 間違い例
print('I'm happy')
うまく全体をくくると以下のように出力されます!
print("I'm happy")
print('He said "I like you!"')
I’m happy
He said “I like you!”
方法②:バックスラッシュ \ を使用する
使用したい文字の前に \ をつけることで出力されます.
\n など,予めデフォルトとして存在するものは使用できない.
# 間違い例
print('C:\name')
# こういうときは
print(r'C:\name')
rを前につけて,解決することもできます.
うまく全体をくくると以下のように出力されます!
print('I\'m happy')
print("He said \"I like you!\"")
I’m happy
He said “I like you!”
応用編
Print文の引数の追加
, などの特定の文字で区切って出力!
print文の()の中に,sep=’ ‘という,引数を追加することで,特定の文字で区切って出力することもできます!
print("hello", "How are you", sep=',')
hello,How are you
2つのprint文で改行をなくして出力!
print文の()の中に,end=’ ‘という,引数を追加することで,改行をなくして,出力することができます!(デフォルトでは,end=’\n’が引数となっている.)
print('123')
print('456')
print('abc', end='')
print('def')
123
456
abcdef
一つのprint文で,改行を含んで出力する
あまり使い所がないかもしれませんが,1つのprint文で改行を含めて出力することもできます.
これにより非常にコードがスッキリします!
やり方は,””” ”””で囲むだけ!何行でも入力することができます.
print("***")
print("""
line1
line2
line3
line4
line5
""")
print("***")
# 前後の改行をなくしたいとき
print("""\
line1
line2
line3
line4
line5\
""")
print("***")
***
line1
line2
line3
line4
line5
***
line1
line2
line3
line4
line5
***
前後の改行をなくしたいときには, \ を入力することで,なくすことができます!
関数+文字列をまとめて出力
はじめに
よく使う関数と文字列をあわせて出力する方法.
文字列では,単純に + でつなぐことでできます!
max = "百"
min = "五"
print("最大 : " + max + "," + "最小 : " + min)
最大 : 百,最小 : 五
しかし,数字などの文字列ではない場合は,単に + でつなくだけではできない!!
実現するには,2つの方法があります!
2つの方法 ①format ②f
まずは,コードから!
max = 100
min = 5
print(f"最大 : {max},最小 : {min}")
print("最大 : {},最小 : {}".format(max, min))
print("最大 : {0},最小 : {1}".format(max, min))
print("最小 : {1},最大 : {0}".format(max, min))
最大 : 100,最小 : 5
最大 : 100,最小 : 5
最大 : 100,最小 : 5
最小 : 5,最大 : 100
このように,記述することで,簡単に,関数と文字列を出力することができます!
順番を入れ替えたりすることもできます.
いろいろ試してみてください!
最後に
今回は,主に使うであろう,PythonにおけるPrint文をいろいろ紹介しました.
ふと忘れたタイミングで,振り返り用として見てくれると嬉しいです!
最後まで,ご覧いただきありがとうございました!